難治性疾患政策研究事業|厚生労働省科学研究費補助金

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  • 多くのひとを笑顔にする研究を。中枢性感作症候群共同疫学研究班

種々の症状を呈する難治性疾患における中枢神経感作の役割解明とQOL向上、社会啓発を目指した領域統合多施設共同疫学研究班

中枢性感作症候群共同疫学研究班とは?

 私たちは、厚生労働省の科学研究費により「中枢性感作症候群」について研究している研究班です。

 みなさんは、原因の分からない痛みやかゆみなど、身体の不調に悩んだことはありますか?
 最近、このような症状の背景の一つに、「中枢性感作症候群(Central Sensitization Syndrome: CSS)」があると考えられています。
 CSSは、「様々な不快な刺激が繰り返し発生し、中枢神経(脳や脊髄)が過敏になり、強い痛みを感じたり痛みが慢性化したりするなどの状態」を表します。具体的には、難治性慢性片頭痛、慢性筋骨格系疼痛、線維筋痛症、むずむず脚症候群などが挙げられます。

 この研究班では、複数の領域の研究者が集まり、CSSに対して多角的に研究し、様々な痛みや症状の関連を探ります。そして、患者様のQOL向上、また社会啓発を目指しています。
 このホームページは、その活動の一環として皆様に情報の提供を行います。辛い思いをしている方々への理解と、今後の対策に少しでも繋げることが出来れば、心から嬉しく思います。

中枢性感作症候群について

中枢性感作症候群について今までにわかってきたこと

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