私たちは、厚生労働省の科学研究費により「中枢性感作症候群」について研究している研究班です。
みなさんは、原因の分からない痛みやかゆみなど、身体の不調に悩んだことはありますか?
最近、このような症状の背景の一つに、「中枢性感作症候群(Central Sensitization Syndrome: CSS)」があると考えられています。
CSSは、「様々な不快な刺激が繰り返し発生し、中枢神経(脳や脊髄)が過敏になり、強い痛みを感じたり痛みが慢性化したりするなどの状態」を表します。具体的には、難治性慢性片頭痛、慢性筋骨格系疼痛、線維筋痛症、むずむず脚症候群などが挙げられます。
この研究班では、複数の領域の研究者が集まり、CSSに対して多角的に研究し、様々な痛みや症状の関連を探ります。そして、患者様のQOL向上、また社会啓発を目指しています。
このホームページは、その活動の一環として皆様に情報の提供を行います。辛い思いをしている方々への理解と、今後の対策に少しでも繋げることが出来れば、心から嬉しく思います。
中枢性感作症候群共同疫学研究班とは?
中枢性感作症候群について
中枢性感作症候群について今までにわかってきたこと
〒321-0293
栃木県下都賀郡壬生町北小林880